いっ君のつぶ夜記

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体内の細胞たちがこんなに可愛いんだ!実写映画『はたらく細胞』感想レビュー

はじめ

ニーハオ!中華系男子の いっ君 です。

知っているだろうか?人間体内の細胞の数は、なんと37兆個もあるらしい。

その小さい細胞をテーマにした、大人気漫画『はたらく細胞』の実写映画が公開した。早速、どんな内容か観に行ってきたので、映画鑑賞のレビューをお届けする。

ストーリー

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 映画史上最“小”の主人公は、なんと細胞!37兆個の細胞たちが人間の健康を守るために日夜奮闘する物語。健康的な生活を送る高校生・日胡(芦田愛菜)の体内では細胞たちが楽しく働く一方、不摂生な父・茂(阿部サダヲ)の体内では疲れ切った細胞たちが不満だらけ。そんな親子の体内に病原体が侵入し、細胞たちによる「体内史上最大の戦い」が始まる!親子の絆と健康をテーマにしたユーモアと感動の物語。

感想

 本作品は、人間体内の世界において、細胞たちの働きぶりを語っていくパートと、その体の持ち主である父親と娘の親子日常パートが混在して『はたらく細胞』の物語が展開していく。

 これまで生きてきた人生で、あまり気にもしなかった細胞たち。実は、自分の体の中で365日無休で頑張ってくれている。偉すぎる細胞たち!映画を通じて改めて細胞たちの重要さと、普段自分の行動が細胞たちまで影響を及んでいるなど、こんなに密に繋がっているんだぁと自覚意識を強く感じさせられた。

 ビールを飲んだり、たばこを吸ったり、好きな人の前でドキドキしたり、ケガになったり、病気をかかったり…実際に一番反響を受けたのは、小さい細胞たちだ。今後、どの行動に出て良いのか、体のことをもっと気にかけるべきだと気付かされた。

 そして、現実世界で父親(阿部サダヲ 役)と娘(芦田愛菜 役)の親子物語もグッときた。周りの女性ファンが号泣もあって、感動シーンが良かったと思う。

 改めて考えると、体の中で何が起こっているのか擬人化されると衝撃的なシーンも多かったよね。お腹が壊してトイレに向かう父親(阿部サダヲ 役)シーンが面白かった。そして、白血病になった娘(芦田愛菜 役)が化学療養を受けた際に、放射線治療のシーンがとても印象深かった。細胞たちへの影響はこんなにデカいんだと初めて知って辛かった。それから、輸血のシーンでは、赤血球たちが、いきなり吸われてしまって、人間の体から去っていく現実が可哀そうに思えた。最後に、自己免疫の暴走(白血病細胞)が思わぬ病気を引き起こす、その怖さも映画で分からされた。

 この歳になると、規則正しい生活をしないといけないと思った。もっと健康を大事にせよね!みなさん!

おわり

(幼少期も成長後も赤血球可愛い!!)

 実写映画『はたらく細胞』一番評判良いのは、佐藤健を演じる白血球だ。彼のアクションシーン、決めポーズなど見応えがあったし、格好いいお兄さんの存在が大きかった。

 作中ではコメディ要素も多々あるので、いろんな細胞たちの出演者たち、素晴らしい演出が良かった。本当に楽しかった。

 今後、テンションアゲアゲの度に、神経細胞役のDJ KOOさんのことを思い出すかもしれないが(笑)

作品情報

  • 原題:はたらく細胞
  • 公開年:2024年12月
  • 監督:武内英樹
  • 原作:清水茜『はたらく細胞』(講談社「月刊少年シリウス」所載)
     原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社「モーニング」所載)
  • 脚本:徳永友一

wwws.warnerbros.co.jp

キャスト情報

  • 赤血球AE380:永野芽郁
  • 白血球U-1146(好中球):佐藤健
  • 漆崎日胡:芦田愛菜
  • キラーT細胞:山本耕史
  • NK細胞:仲里依紗
  • マクロファージ:松本若菜
  • ヘルパーT細胞:染谷将太
  • 新米赤血球板:垣李光人
  • 先輩赤血球:加藤諒
  • 武田新:加藤清史郎
  • 血小板:マイカ・ピュ
  • 肝細胞:深田恭子
  • 肺炎球菌:片岡愛之助
  • 化膿レンサ球菌:新納慎也
  • 黄色ブドウ球菌:小沢真珠
  • ●●●細胞:Fukase
  • 漆崎茂:阿部サダヲ
  • 好中球先生:塚本高史
  • 外肛門括約筋:一ノ瀬ワタル
  • 神経細胞:DJ KOO

 

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